サウンドクリエイター向けPC DTM用途で本当に必要な性能は?

目次

DTM制作に求められるPCスペックの本質

DTM制作に求められるPCスペックの本質

音楽制作の負荷は想像以上に高い

DTM制作において最も重要なのは、リアルタイム処理能力と安定性です。

音楽制作ソフトウェアは、複数のトラックを同時に再生しながらエフェクトやシンセサイザーを動作させるため、CPUに対して瞬間的かつ継続的な高負荷をかけ続けることが分かっています。

特にオーケストラ音源やサンプリング音源を多用する場合、メモリ使用量は軽く32GBを超えてしまいますよね。

グラフィック処理が中心のゲーミングPCとは異なり、DTM用途ではCPUのマルチスレッド性能とシングルスレッド性能の両立、そして大容量メモリが制作の快適さを左右します。

プラグインを10個、20個と重ねていくと、どれだけ高性能なCPUでも処理が追いつかずに音が途切れたりノイズが発生したりするかもしれません。

プロの現場で求められる処理速度

プロのサウンドクリエイターが制作する楽曲では、トラック数が100を超えることも珍しくありません。

各トラックにEQ、コンプレッサー、リバーブなどのエフェクトが複数挿入され、さらにマスタートラックにもマキシマイザーやアナライザーが配置されます。

このような環境下では、CPUの処理能力が不足すると、バッファサイズを大きくせざるを得なくなり、演奏時のレイテンシー(遅延)が増大してしまいますよね。

レイテンシーが大きいと演奏のタイミングがずれて感じられ、クリエイティブな作業に集中できなくなります。

バッファサイズを128サンプル以下に設定しても安定動作するCPU性能こそが一番の肝。

CPU選びで制作環境が決まる

CPU選びで制作環境が決まる

マルチコア性能とシングルコア性能の両立

DTMソフトウェアの多くは、マルチコア対応が進んでいるものの、一部のプラグインやリアルタイム処理はシングルスレッドで動作する仕様になっています。

そのため、コア数が多いだけでは不十分で、各コアの動作クロックが高いCPUを選ぶ必要があります。

Ryzen 7 9800X3Dは、3D V-Cache技術により大容量のキャッシュメモリを搭載しており、サンプリング音源の読み込み速度が飛躍的に向上することが分かっています。

特にKONTAKTやOmnisphereといった大容量音源を使用する場合、キャッシュの恩恵は計り知れません。

一方、Core Ultra 7 265Kは、Lion Coveアーキテクチャによる高いシングルスレッド性能を持ち、プラグインの処理速度に優れています。

DTM用途で推奨されるCPUモデル

Ryzen 7 9700XとCore Ultra 7 265Kは、コストパフォーマンスに優れたミドルハイクラスのCPUとして、多くのサウンドクリエイターに支持されています。

Ryzen 7 9700Xは8コア16スレッドで、複数のトラックを同時処理する際の安定性が高く、発熱も抑えられているため空冷クーラーでも十分に冷却できます。

より高度な制作環境を求めるなら、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kが選択肢に入ります。

Ryzen 9 9950X3Dは16コア32スレッドに加えて3D V-Cacheを搭載しており、大規模なオーケストラプロジェクトでも余裕を持って処理できる性能を誇ります。

Core Ultra 9 285Kは、NPUによるAI処理支援機能を持ち、将来的にAI技術を活用した音楽制作ツールが普及した際にも対応できる拡張性があります。

以下の表は、DTM用途における各CPUの特徴を比較したものです。

CPUモデル コア/スレッド 特徴 推奨用途
Ryzen 7 9700X 8/16 バランス型、発熱低、コスパ良 中規模プロジェクト、初心者~中級者
Ryzen 7 9800X3D 8/16 大容量キャッシュ、音源読込高速 サンプリング音源多用、中~大規模
Core Ultra 7 265K 8/16 高シングル性能、AI対応 プラグイン多用、リアルタイム処理重視
Ryzen 9 9950X3D 16/32 最高峰性能、大規模対応 プロフェッショナル、オーケストラ制作
Core Ultra 9 285K 16/24 NPU搭載、将来性高 AI活用、最先端技術対応

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43281 2474 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43033 2277 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42060 2268 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41349 2366 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38803 2085 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38727 2056 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35848 2205 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35707 2242 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33948 2216 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33085 2245 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32715 2110 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32604 2201 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29417 2047 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 2183 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23214 2220 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23202 2099 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20971 1866 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19614 1944 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17829 1823 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16135 1784 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15373 1989 公式 価格

クロック数と発熱のバランス

高クロックで動作するCPUは処理速度が速い反面、発熱量も増大します。

DTM制作では長時間の連続作業が当たり前になっています。

そのため、冷却性能が不足するとCPUがサーマルスロットリング(熱による性能低下)を起こし、突然音が途切れたり処理が遅延したりする可能性があるからです。

Zen5アーキテクチャを採用したRyzen 9000シリーズは、前世代と比較して消費電力あたりの性能が向上しており、発熱を抑えながら高性能を維持できます。

Core Ultra 200シリーズも、性能効率重視の設計により、従来のCore i9シリーズよりも発熱が抑制されています。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC
【ZEFT R60GC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT
【ZEFT R60XT スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J
【ZEFT Z57J スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ
【ZEFT R60IJ スペック】
CPUAMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT
【ZEFT Z55AT スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT

メモリ容量は妥協できない要素

メモリ容量は妥協できない要素

32GBは最低ライン、64GBが理想

サンプリング音源は、リアルな楽器の音を再現するために膨大な数のサンプルデータをメモリに読み込みます。

例えばVienna Symphonic Libraryのフルオーケストラ音源を使用すると、それだけで20GB以上のメモリを消費することもあります。

DAWソフト本体やプラグイン、OSが使用するメモリを考慮すると、32GBは最低限必要で、本格的な制作には64GBが理想です。

メモリ不足になると、SSDへのスワップが発生し、読み込み速度が極端に低下します。

これにより音源の発音が遅れたり、プロジェクトの読み込みに時間がかかったりして、制作のテンポが大きく損なわれてしまいますよね。

DDR5メモリの速度が制作効率を左右

DDR5-5600は、DDR4-3200と比較して約1.75倍の帯域幅を持ち、大容量データの転送速度が飛躍的に向上しています。

サンプリング音源の読み込みやプロジェクトファイルの保存において、この速度差は体感できるレベルで現れます。

MicronのCrucialブランドやGSkillのメモリモジュールは、安定性と互換性に優れており、多くのBTOパソコンメーカーでも採用されています。

特にCrucialのDDR5メモリは、価格と性能のバランスが良く、初めてDTM用PCを組む方にもおすすめです。

デュアルチャネル構成は必須

メモリは必ずデュアルチャネル構成で使用しましょう。

16GB×2枚や32GB×2枚といった構成にすることで、メモリ帯域幅が倍増し、CPUとメモリ間のデータ転送速度が大幅に向上します。

シングルチャネル(1枚のみ)では、せっかくの高速メモリも性能を発揮できません。

以下の表は、DTM用途における推奨メモリ構成です。

制作規模 推奨容量 構成例 用途
小規模(トラック数20以下) 32GB 16GB×2 シンプルな楽曲、ビートメイク
中規模(トラック数50前後) 64GB 32GB×2 バンドサウンド、EDM制作
大規模(トラック数100以上) 128GB 64GB×2 オーケストラ、映像音楽


ストレージ選びで作業効率が変わる

ストレージ選びで作業効率が変わる

システムドライブと音源ドライブの分離

DTM制作では、OSとDAWソフトをインストールするシステムドライブと、サンプリング音源を保存する音源ドライブを分けることが推奨されます。

これにより、システムの読み書きと音源の読み込みが同時に発生しても、ストレージのアクセス速度が低下しにくくなります。

システムドライブには高速なPCIe Gen.4 SSDを使用し、音源ドライブには容量重視でGen.4 SSDまたは大容量のGen.3 SSDを選ぶのが効果的です。

PCIe Gen.5 SSDは読込速度が14,000MB/sを超える驚異的な性能を持ちますが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとまだGen.4が主流といえます。

推奨容量は最低1TB、理想は2TB以上

サンプリング音源のライブラリは、年々大容量化が進んでいます。

Spitfire AudioやNative InstrumentsのKOMPLETE ULTIMATEなどは、インストールに500GB以上の容量を必要とします。

複数の音源ライブラリを導入すると、あっという間に1TBを超えてしまいますよね。

システムドライブには1TB、音源ドライブには2TB以上のSSDを用意することで、容量不足に悩まされることなく制作に集中できます。

WDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusは、耐久性と速度のバランスが良く、長期間の使用にも耐えられる信頼性があります。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R62E

パソコンショップSEVEN ZEFT R62E
【ZEFT R62E スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R62E

パソコンショップSEVEN ZEFT R66S

パソコンショップSEVEN ZEFT R66S
【ZEFT R66S スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66S

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BL

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BL
【ZEFT R61BL スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BL

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BH

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BH
【ZEFT R61BH スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BH

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9070X/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9070X/S9

エンスージアストの夢を叶える、パフォーマンス極めるPC
高速ダイナミック、DDR5メモリ32GBとNVMe 1TB SSDが生むスピードの融合
RGBイルミネーション輝くFractal Pop XL Air、スタイルに彩りを加えるマシン
Ryzen 9 7900X搭載、コアの力で圧倒的な処理速度を実現

【SR-ar9-9070X/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Design Pop XL Air RGB TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9070X/S9

バックアップ用ストレージも忘れずに

制作したプロジェクトファイルや音源データは、クリエイターにとってかけがえのない資産です。

SSDは突然故障することもあるため、定期的なバックアップが絶対に必要になります。

外付けSSDやNAS(ネットワークストレージ)を用意し、自動バックアップの仕組みを構築しておくことで、万が一のデータ損失を防げます。

グラフィックボードは必要か

グラフィックボードは必要か

DTM制作における役割

DTM制作では、3Dゲームのような高度なグラフィック処理は発生しません。

DAWソフトのインターフェースやプラグインのGUIは、CPUの内蔵グラフィックスでも十分に表示できます。

そのため、グラフィックボードは基本的に不要です。

ただし、映像制作を兼ねる場合や、複数の4Kモニターを使用するマルチディスプレイ環境を構築する場合は、グラフィックボードがあった方がいいでしょう。

また、一部のプラグインはGPU支援機能を持っており、グラフィックボードがあることで処理速度が向上するケースもあります。

映像制作も行うならミドルクラスを

音楽と映像の両方を制作するクリエイターには、GeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTといったミドルクラスのグラフィックボードが適しています。

これらは動画編集ソフトのGPUアクセラレーションに対応しており、レンダリング時間を大幅に短縮できます。

GeForce RTX5060Tiは、DLSS 4やReflex 2といった最新技術に対応しており、将来的にDAWソフトやプラグインがこれらの技術を活用する可能性を考えると、先行投資としての価値があります。

Radeon RX 9060XTは、FSR 4による機械学習ベースのアップスケーリング技術を搭載しており、映像制作における画質向上に貢献します。

内蔵グラフィックスで十分な場合

Ryzen 9000シリーズはRDNA 2統合GPUを搭載しており、基本的なディスプレイ出力には問題ありません。

Core Ultra 200シリーズも統合グラフィックスを持ち、デュアルモニター程度であれば快適に使用できます。

グラフィックボードを搭載しないことで、消費電力と発熱を抑えられ、静音性の高いDTM環境を構築できます。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48938 102249 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32314 78314 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30305 66966 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30228 73652 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27301 69142 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26640 60425 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22061 56976 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20020 50639 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16645 39493 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16075 38318 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15937 38094 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14713 35028 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13813 30955 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13270 32461 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10877 31840 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10705 28673 115W 公式 価格

冷却システムの重要性

冷却システムの重要性

空冷と水冷の選択

DTM制作では長時間の連続稼働が前提となるため、冷却システムの選択は非常に重要です。

Ryzen 9000シリーズとCore Ultra 200シリーズは、前世代と比較して発熱が抑制されており、高性能な空冷CPUクーラーでも十分に冷却できます。

DEEPCOOLのAK620やサイズの虎徹 Mark IIIは、静音性と冷却性能を両立した人気モデルです。

ファンの回転数を抑えても十分な冷却能力を持ち、録音作業中でもノイズが気にならないレベルに抑えられます。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9
【SR-u5-4080J/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN IW-BL634B/300B2
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット300W 80Plus BRONZE認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M
【ZEFT Z59M スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC
【ZEFT R60SC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB

パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB
【ZEFT R59YAB スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB

水冷クーラーのメリット

より高い冷却性能を求めるなら、簡易水冷クーラーが選択肢に入ります。

DEEPCOOLのLT720やCorsairのiCUE H150i ELITEは、360mmラジエーターを搭載し、高負荷時でもCPU温度を低く保てます。

水冷クーラーは空冷と比較してCPU周辺のスペースを確保しやすく、メモリやマザーボードのヒートシンクと干渉しない利点もあります。

ただし、水冷クーラーはポンプの動作音が発生するため、完全な無音環境を求める場合は注意が必要です。

最近の水冷クーラーはポンプ音が非常に小さくなっており、録音時以外であれば気にならないレベルになっています。

ケースのエアフローも考慮

CPUクーラーだけでなく、PCケース全体のエアフローも冷却性能に大きく影響します。

フロントに吸気ファン、リアとトップに排気ファンを配置することで、ケース内の熱気を効率的に排出できます。

NZXTのH9 FlowやLian LiのLANCOOL 216は、優れたエアフロー設計を持ち、静音性と冷却性能を両立しています。

メッシュパネルを採用することで通気性を確保しつつ、防音材を適切に配置することでファンノイズを低減しています。

電源ユニットの選び方

電源ユニットの選び方

安定した電力供給が音質に影響

DTM制作では、オーディオインターフェースやモニタースピーカーなど、音質に敏感な機器を使用します。

電源ユニットからのノイズが音声信号に混入すると、録音や再生時にノイズが発生する可能性があるからです。

80 PLUS Gold以上の認証を取得した高品質な電源ユニットを選ぶことで、電力変換効率が高く、ノイズの少ない安定した電力供給が実現できます。

CorsairのRM850xやSeasonicのFOCUS GX-850は、リップルノイズが非常に小さく、オーディオ機器への影響を最小限に抑えられます。

必要な電源容量の計算

DTM用PCでグラフィックボードを搭載しない場合、消費電力は比較的低く抑えられます。

Ryzen 7 9700XとCore Ultra 7 265Kは、TDPが105W前後であり、メモリやストレージを含めても総消費電力は200W程度です。

余裕を持って550Wから650Wの電源ユニットを選べば十分でしょう。

グラフィックボードを搭載する場合は、そのTDPを加算して計算します。

GeForce RTX5060TiのTDPは約200Wなので、合計で400W程度となり、750W電源があれば安心です。

電源容量に余裕があると、ファンの回転数が低く抑えられ、静音性が向上します。

オーディオインターフェースとの相性

オーディオインターフェースとの相性

USB接続の安定性

オーディオインターフェースは、多くの場合USBで接続されます。

USB接続の安定性は、マザーボードのUSBコントローラーの品質に依存します。

Intel、AMDともに最新のマザーボードはUSB 3.2 Gen2やThunderbolt 4に対応しており、高速かつ安定した接続が可能です。

ただし、USBポートによっては電力供給が不安定な場合があり、オーディオインターフェースが正常に動作しないことがあります。

セルフパワー(外部電源)タイプのUSBハブを使用するか、マザーボードの背面USBポートに直接接続することで、安定性が向上します。

レイテンシーを最小化する設定

オーディオインターフェースのドライバー設定で、バッファサイズを小さくするとレイテンシーが減少しますが、CPU負荷が増大します。

高性能なCPUを搭載していれば、バッファサイズを64サンプルや128サンプルに設定しても、音切れやノイズが発生せずに安定動作します。

ASIOドライバーを使用することで、Windowsの標準オーディオドライバーよりも低レイテンシーで動作します。

Steinberg社が開発したASIO規格は、DTM業界で標準的に使用されており、ほとんどのDAWソフトとオーディオインターフェースが対応しています。

モニター環境の構築

モニター環境の構築

デュアルモニターで作業効率向上

DTM制作では、DAWソフトのミキサー画面、プラグインのGUI、楽譜やリファレンス音源など、多くのウィンドウを同時に表示します。

デュアルモニター環境を構築することで、画面の切り替え頻度が減り、作業効率が大幅に向上します。

27インチのWQHD(2560×1440)モニターを2枚使用すると、十分な作業スペースが確保できます。

IPSパネルを採用したモニターは視野角が広く、色再現性も高いため、映像制作を兼ねる場合にも適しています。

リフレッシュレートは60Hzで十分

ゲーミング用途では144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートが求められますが、DTM制作では60Hzで十分です。

DAWソフトの画面更新は60fps程度であり、それ以上のリフレッシュレートは必要ありません。

むしろ、色精度やコントラスト比、輝度の均一性といった画質面を重視した方がいいでしょう。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンは、パーツの選定から組み立て、動作確認まで専門業者が行うため、初心者でも安心して導入できます。

保証期間中のサポートも充実しており、万が一のトラブル時にも迅速に対応してもらえます。

DTM用途に特化したBTOパソコンを提供しているショップでは、オーディオインターフェースとの相性確認や、DAWソフトの動作検証が行われている場合もあります。

これにより、購入後すぐに制作を開始できる環境が整います。

自作PCのメリット

自作PCは、パーツを自由に選択できるため、予算配分を最適化できます。

例えば、グラフィックボードを省略してその分をCPUやメモリに投資することで、DTM用途に特化した高性能PCを構築できます。

また、将来的なアップグレードも容易です。

メモリを32GBから64GBに増設したり、ストレージを追加したりする際に、自分で作業できるため、コストを抑えられます。

パーツの選定や組み立てに関する知識が必要ですが、DTM用途であればゲーミングPCほど複雑な構成にはならないため、初めての自作でも挑戦しやすいでしょう。

推奨BTOショップの選び方

BTOパソコンを購入する際は、パーツメーカーを選択できるショップを選びましょう。

メモリがCrucialやGSkill、SSDがWDやCrucial、CPUクーラーがDEEPCOOLやサイズといった人気メーカーから選べると、品質と性能が保証されます。

また、カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶことで、不要なパーツを省いたり、必要なパーツをアップグレードしたりできます。

見積もり時に詳細な構成が確認でき、納期や保証内容が明確に記載されているショップが信頼できます。

実際の構成例

実際の構成例

エントリークラス(予算15万円前後)

初めてDTMを始める方や、シンプルな楽曲制作を行う方には、以下の構成がおすすめです。

パーツ 製品例 価格目安
CPU Ryzen 7 9700X 4.5万円
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) 1.5万円
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB 1.2万円
マザーボード B650チップセット 2万円
電源 650W 80 PLUS Gold 1万円
CPUクーラー 空冷(サイズ虎徹 Mark III) 0.5万円
ケース スタンダードケース 1万円
OS Windows 11 Home 1.5万円

この構成で、トラック数30程度の楽曲制作が快適に行えます。
サンプリング音源も中規模のライブラリであれば問題なく動作し、プラグインを10個程度使用してもバッファサイズ128サンプルで安定します。

ミドルクラス(予算25万円前後)

本格的にDTM制作を行う方や、オーケストラ音源を使用する方には、以下の構成が適しています。

パーツ 製品例 価格目安
CPU Ryzen 7 9800X3D 6万円
メモリ DDR5-5600 64GB(32GB×2) 3万円
ストレージ(システム) PCIe Gen.4 SSD 1TB 1.2万円
ストレージ(音源) PCIe Gen.4 SSD 2TB 2万円
マザーボード X870チップセット 3万円
電源 750W 80 PLUS Gold 1.3万円
CPUクーラー 簡易水冷(DEEPCOOL LT720) 2万円
ケース エアフロー重視ケース 1.5万円
OS Windows 11 Pro 2万円

この構成で、トラック数100を超える大規模プロジェクトにも対応できます。
3D V-Cacheによる高速なサンプリング音源読み込みと、64GBの大容量メモリにより、複数の大容量音源を同時に使用しても余裕があります。

ハイエンドクラス(予算40万円前後)

プロフェッショナルな制作環境を求める方や、映像音楽を手がける方には、以下の構成が最適です。

パーツ 製品例 価格目安
CPU Ryzen 9 9950X3D 8万円
メモリ DDR5-5600 128GB(64GB×2) 6万円
ストレージ(システム) PCIe Gen.4 SSD 2TB 2万円
ストレージ(音源) PCIe Gen.4 SSD 4TB 4万円
グラフィックボード GeForce RTX5060Ti 5万円
マザーボード X870Eチップセット 4万円
電源 850W 80 PLUS Platinum 2万円
CPUクーラー 簡易水冷(Corsair iCUE H150i ELITE) 2.5万円
ケース ピラーレスケース 2万円
OS Windows 11 Pro 2万円

この構成で、どんな大規模プロジェクトでも快適に制作できます。
16コア32スレッドのCPUと128GBメモリにより、複数のDAWソフトを同時起動したり、バックグラウンドでレンダリングを行いながら別の作業をしたりすることもできます。

周辺機器の選定

周辺機器の選定

オーディオインターフェースの選び方

オーディオインターフェースは、音質と入出力数で選びます。

初心者には、Focusrite Scarlett 2i2やSteinberg UR22Cといった2入力2出力モデルが扱いやすく、価格も手頃です。

バンド録音や複数のマイクを使用する場合は、MOTU M4やRME Babyface Pro FSといった多入力モデルが必要になります。

サンプリングレートは、24bit/96kHz以上に対応したモデルを選びましょう。

ハイレゾ音源の制作や、将来的な音質向上を考えると、192kHzまで対応していると安心です。

MIDIキーボードの選択

MIDIキーボードは、鍵盤数と鍵盤のタッチで選びます。

49鍵モデルは持ち運びやすく、デスク上でも場所を取りません。

88鍵モデルは、ピアノ演奏を重視する方に適しており、ハンマーアクション鍵盤を搭載したモデルなら、アコースティックピアノに近いタッチで演奏できます。

Native InstrumentsのKOMPLETE KONTROL Sシリーズは、DAWソフトとの統合が優れており、プラグインのパラメーターを直接コントロールできます。

Arturia KeyLab Essentialシリーズは、コストパフォーマンスに優れ、豊富なソフトウェアバンドルが付属します。

モニタースピーカーとヘッドホン

正確なミックスを行うには、フラットな周波数特性を持つモニタースピーカーが必要です。

YAMAHA HS5やKRK ROKIT 5 G4は、定番のモニタースピーカーとして多くのスタジオで使用されています。

部屋の音響特性に左右されにくく、初心者でも扱いやすい特性を持っています。

深夜の制作や、防音環境が整っていない場合は、モニターヘッドホンが活躍します。

SONY MDR-CD900STは、日本のレコーディングスタジオで標準的に使用されており、音の解像度が高く、細かなニュアンスまで確認できます。

ソフトウェアとの相性

ソフトウェアとの相性

DAWソフトの動作要件

主要なDAWソフトの推奨スペックは、年々高くなっています。

Cubase 14は、8コア以上のCPUと32GB以上のメモリを推奨しており、大規模プロジェクトでは64GBが望ましいとされています。

Ableton Live 12も同様に、マルチコア対応が進んでおり、高性能CPUの恩恵を受けやすくなっています。

Logic Pro(Mac専用)やStudio Oneも、最新バージョンではApple SiliconやAMD Ryzenの多コアCPUに最適化されており、プラグインの並列処理が効率化されています。

プラグインのCPU負荷

プラグインの中には、非常に高いCPU負荷をかけるものがあります。

特にモデリング系のアンプシミュレーターや、物理モデリング音源は、リアルタイム処理に大きな計算能力を必要とします。

Universal AudioのUAD-2プラグインは、専用のDSPカードで処理を行うため、CPU負荷を軽減できます。

ただし、DSPカードの導入にはコストがかかるため、高性能CPUを搭載することで、ネイティブプラグインでも十分な性能を発揮できる環境を構築する方が、長期的にはコストパフォーマンスが良いといえます。

静音性の追求

静音性の追求

ファンレス構成は現実的か

完全なファンレス構成は、DTM用途では現実的ではありません。

CPUの発熱を冷却するには、ある程度のエアフローが必要であり、ファンレスで冷却しようとすると巨大なヒートシンクが必要になり、ケース内のスペースを圧迫します。

それよりも、低回転で動作する大型ファンを使用し、ファンカーブを調整することで、実用的な静音性を実現できます。

140mmや120mmの大型ファンは、同じ風量を得るために必要な回転数が低く、ノイズレベルを大幅に抑えられます。

防音対策の実施

PCケースの防音だけでなく、部屋全体の防音対策も重要です。

吸音材を壁に貼ることで、反響音を減らし、モニタースピーカーの音質を向上させられます。

また、PCを机の下に配置するのではなく、専用のラックに設置することで、机の振動がマイクに伝わるのを防げます。

録音時には、PCの電源を一時的に切るか、別室に設置することで、完全な静音環境を確保できます。

ただし、リアルタイムモニタリングが必要な場合は、この方法は使えないため、やはりPC自体の静音性を高めることが重要になります。

将来のアップグレード計画

将来のアップグレード計画

拡張性を考慮したパーツ選び

最初から最高スペックを揃える必要はありません。

将来的にアップグレードできる余地を残しておくことで、初期投資を抑えつつ、必要に応じて性能を向上させられます。

メモリスロットが4つあるマザーボードを選べば、最初は32GB(16GB×2)で始めて、後から64GB(32GB×2)に増設できます。

M.2スロットが複数あれば、音源用のSSDを追加するのも簡単です。

CPUとマザーボードの世代

CPUとマザーボードは、同じソケットであれば将来的に新しいCPUに交換できます。

ただし、チップセットの世代によっては、BIOSアップデートが必要だったり、一部の機能が制限されたりする場合があります。

長期的に使用することを考えると、最新世代のチップセットを搭載したマザーボードを選ぶことで、次世代CPUへのアップグレードパスが確保されます。

AMDのAM5ソケットは、少なくとも数年間は継続使用される予定であり、将来的なアップグレードが期待できます。

よくある質問

よくある質問

DTM用PCにゲーミングPCは使えるか

ゲーミングPCは高性能なグラフィックボードを搭載していますが、DTM用途ではその性能を活かせません。

むしろ、グラフィックボードの消費電力と発熱が増えるだけで、メリットは少ないといえます。

ゲーミングPCを流用する場合は、グラフィックボードを取り外すか、エントリークラスのモデルに交換することで、静音性と省電力性を向上させられます。

MacとWindowsどちらが良いか

MacとWindowsのどちらが優れているかは、使用するDAWソフトや周辺機器によって異なります。

Logic ProはMac専用であり、Macを選ぶ必要があります。

一方、CubaseやStudio OneはWindows版の方が対応プラグインが多く、選択肢が広がります。

オーディオインターフェースのドライバーも、Windowsの方が対応機種が多い傾向があります。

予算面では、同じ性能のWindowsマシンの方が安価に構築できることが多いです。

中古パーツは使えるか

CPUやメモリ、ストレージは中古でも問題なく使用できますが、保証がない点に注意が必要です。

特にSSDは、書き込み寿命があるため、使用時間が長い中古品は避けた方が無難でしょう。

電源ユニットも、経年劣化により性能が低下している可能性があるため、新品を選ぶことをおすすめします。

マザーボードは、BIOSのバージョンや対応CPUを確認する必要があり、初心者には扱いが難しいかもしれません。

ノートPCでDTMはできるか

ノートPCでもDTM制作は可能ですが、デスクトップPCと比較すると拡張性と冷却性能で劣ります。

特に長時間の連続作業では、ノートPCの冷却機構では熱がこもりやすく、サーマルスロットリングが発生しやすくなります。

外出先での制作や、省スペースを重視する場合はノートPCが便利ですが、本格的なスタジオ環境を構築するならデスクトップPCが適しています。

オーバークロックは必要か

DTM用途では、オーバークロックは推奨されません。

オーバークロックにより動作クロックが上がっても、発熱と消費電力が増大し、システムの安定性が低下する可能性があるからです。

音楽制作では、突然のフリーズやクラッシュは致命的であり、安定性を最優先すべきです。

最新世代のCPUは、定格動作でも十分な性能を持っており、オーバークロックする必要はほとんどないでしょう。

SSDの寿命はどれくらいか

SSDの寿命は、TBW(Total Bytes Written)という指標で表されます。

一般的な1TB SSDのTBWは600TBW程度であり、1日10GBのデータを書き込んでも約160年持つ計算になります。

実際には、それよりも短い期間で他の要因により故障する可能性がありますが、通常の使用であれば5年から10年は問題なく使用できます。

重要なデータは定期的にバックアップを取ることで、SSD故障時のリスクを最小化できます。

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