同人作家が選ぶ イラスト制作 PC 実用スペック解説

目次

イラスト制作に必要なPCスペックの考え方

イラスト制作に必要なPCスペックの考え方

制作ソフトの動作要件から逆算する

イラスト制作用PCを選ぶ際には、使用するソフトウェアの要求スペックを基準に考える必要があります。

CLIP STUDIO PAINTやPhotoshop、SAIといった定番ソフトは、それぞれ推奨環境が異なるため、自分の制作スタイルに合わせた選択が重要になってきます。

特に高解像度のイラストや多数のレイヤーを使用する場合、メモリ容量とCPU性能が作業効率を大きく左右することが分かっています。

同人活動の規模で変わるスペック要件

趣味で年に数枚描く程度なのか、コミケやBOOTHで定期的に作品を発表するのか、あるいは商業案件も受けるのかによって、必要なスペックは大きく変わります。

ミドルレンジのCore Ultra 7 265KFとGeForce RTX5070Tiの組み合わせなら、ほとんどの同人作家の要求を満たせるでしょう。

ただし、Live2Dモデリングや3Dモデルを併用する場合は、さらに上のスペックを検討した方がいいでしょう。

完成品PCとBTOパソコンの選択基準

家電量販店で販売されている完成品PCは、グラフィック性能が不足しているケースが多く、イラスト制作には向いていません。

BTOパソコンなら予算に応じてグラフィックボードやメモリを自由にカスタマイズできるため、クリエイター向けPCとして最適です。

特にマウスコンピューターやパソコン工房、ドスパラといった国内BTOメーカーは、クリエイター向けモデルを豊富に展開しており、サポート体制も充実しています。

CPUの選び方と推奨モデル

CPUの選び方と推奨モデル

IntelとAMDどちらを選ぶべきか

イラスト制作においてCPUは、フィルタ処理やブラシの描画速度、ファイルの保存時間に直結する重要なパーツ。

IntelのCore Ultra 200シリーズとAMDのRyzen 9000シリーズが現行の選択肢になりますが、クリエイティブ作業ではシングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが取れたCore Ultra 7 265KFが特に優秀です。

一方、動画編集も並行して行う場合は、コア数の多いRyzen 9 9900Xも魅力的な選択肢になります。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43281 2474 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43033 2277 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42060 2268 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41349 2366 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38803 2085 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38727 2056 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35848 2205 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35707 2242 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33948 2216 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33085 2245 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32715 2110 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32604 2201 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29417 2047 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 2183 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23214 2220 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23202 2099 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20971 1866 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19614 1944 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17829 1823 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16135 1784 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15373 1989 公式 価格

コストパフォーマンス重視の選択

予算を抑えたい方におすすめなのがCore Ultra 5 235Fです。

6コア12スレッドという構成ながら、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopでの作業には充分な性能を発揮します。

ただし、4K解像度での作業や100枚以上のレイヤーを使用する場合は、Core Ultra 7以上を選んだ方が快適に作業できるでしょう。

AMD派の方なら、Ryzen 7 9700Xが同価格帯で高いパフォーマンスを提供してくれます。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT
【ZEFT R60XT スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CM

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CM
【ZEFT R60CM スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CM

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS
【ZEFT R60GS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL
【ZEFT R60AL スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL

ハイエンド志向なら迷わずこれ

「極上のイラスト制作体験を楽しみたいなら、これ一択」と言えるのがCore Ultra 9 285KFです。

16コア24スレッドという圧倒的なマルチスレッド性能により、大容量ファイルの処理やAI機能を使った自動彩色、3Dレンダリングまでストレスなくこなせます。

Live2Dのモデリングやアニメーション制作も視野に入れているなら、このクラスのCPUを選択しない手はありませんね。

価格は高めですが、長期的に見れば作業効率の向上で充分に元が取れる投資になります。

グラフィックボードの重要性と選定基準

グラフィックボードの重要性と選定基準

イラスト制作にGPUは本当に必要か

「イラストを描くだけならGPUは不要では?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、現代のイラスト制作ソフトはGPU支援機能を積極的に活用しています。

PhotoshopのニューラルフィルターやCLIP STUDIO PAINTの3D機能、Procreateのブラシエンジンなど、GPU性能が高いほど快適に動作する機能が増えているのです。

特にキャンバスの回転やズーム、レイヤーのプレビュー表示といった基本操作でも、GPUの恩恵を受けることができます。

GeForceとRadeonの違い

NVIDIAのGeForce RTX 50シリーズとAMDのRadeon RX 90シリーズが現行の選択肢ですが、クリエイティブ用途ではGeForce RTX 50シリーズの方が優位性が高いと言えます。

Adobe製品やCLIP STUDIO PAINTは、NVIDIAのCUDAコアに最適化されており、AI機能やフィルタ処理の速度が明らかに速いからです。

ただし、予算を抑えたい場合はRadeon RX 9070XTも充分な性能を持っており、コストパフォーマンスに優れています。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48938 102249 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32314 78314 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30305 66966 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30228 73652 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27301 69142 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26640 60425 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22061 56976 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20020 50639 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16645 39493 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16075 38318 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15937 38094 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14713 35028 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13813 30955 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13270 32461 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10877 31840 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10705 28673 115W 公式 価格


推奨グラフィックボードとその理由

イラスト制作用途で最もバランスが良いのはGeForce RTX5070Tiです。

GDDR7メモリを16GB搭載し、4K解像度での作業も快適にこなせる性能を持っています。

Photoshopで100レイヤー以上の複雑なファイルを扱う場合や、Live2Dでのモデリング作業を行う際にも、このクラスのGPUなら処理落ちすることはほとんどないでしょう。

価格と性能のバランスを考えると、多くの同人作家にとって最適な選択になります。

予算に余裕がある方や、3DCGも本格的に取り組みたい方には、GeForce RTX5080やRTX5090という選択肢もあります。

ただし、純粋なイラスト制作だけを考えるなら、RTX5070Tiで充分な性能が得られるため、差額を他のパーツやペンタブレット、モニターのグレードアップに回した方が賢明かもしれません。

コストを抑えたい方にはGeForce RTX5060Tiが現実的な選択肢。

VRAM 8GBという容量はやや心許ない感じもありますが、フルHD解像度でのイラスト制作なら問題なく使えます。

ただし、将来的に4K制作に移行する予定があるなら、最初からRTX5070以上を選んでおいた方が後悔しないでしょう。

グラフィックボード VRAM容量 推奨用途 価格帯
GeForce RTX5090 32GB 3DCG・動画編集併用 最高価格帯
GeForce RTX5080 16GB 4K制作・Live2D 高価格帯
GeForce RTX5070Ti 16GB 4K制作・多レイヤー作業 中高価格帯
GeForce RTX5070 12GB フルHD~4K制作 中価格帯
GeForce RTX5060Ti 8GB フルHD制作 低中価格帯
Radeon RX 9070XT 16GB コスパ重視の4K制作 中価格帯

メモリ容量の決め方

メモリ容量の決め方

16GBでは足りない現実

「メモリは16GBあれば充分」という時代は完全に終わりました。

現代のイラスト制作では、Photoshopだけで8GB以上のメモリを消費することも珍しくありませんし、CLIP STUDIO PAINTで大判ポスター用の高解像度データを扱う場合、さらに多くのメモリが必要になります。

ブラウザでリファレンス画像を開きながら作業する場合や、DiscordやSlackといったコミュニケーションツールを同時起動する場合を考えると、32GBが実用的な最低ラインと考えるとよいかと思います

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC
【ZEFT R60GC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT
【ZEFT R60XT スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J
【ZEFT Z57J スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ
【ZEFT R60IJ スペック】
CPUAMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT
【ZEFT Z55AT スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AT

32GBと64GBの境界線

趣味で同人活動をする程度なら32GBで充分ですが、商業案件を受ける場合や、複数のソフトを同時に立ち上げて作業する場合は64GBを検討した方がいいでしょう。

特にLive2Dモデリングとイラスト制作を並行して行う方や、動画編集ソフトも使用する方にとって、64GBのメモリは作業効率を大幅に向上させる投資になります。

メモリ不足によるスワップが発生すると、SSDの寿命を縮めることにもつながるため、余裕を持った容量を選ぶことが重要です。

DDR5メモリの選択

現行のCPUはすべてDDR5メモリに対応しており、DDR4を選ぶ理由はありません。

DDR5-5600が標準規格となっており、BTOパソコンでもこの規格が採用されています。

メモリメーカーにこだわるなら、MicronのCrucialブランドやGSkillが信頼性と性能のバランスに優れています。

BTOパソコンを購入する際は、メーカーを指定できるショップを選ぶと安心感があります。

ストレージ構成の最適解

ストレージ構成の最適解

システムドライブは高速SSDを

OSとアプリケーションをインストールするシステムドライブには、NVMe M.2規格のSSDが必須です。

PCIe Gen.4 SSDが現在の主流で、読み込み速度7,000MB/s前後の製品が手頃な価格で入手できます。

システムドライブには最低でも1TB、できれば2TBのSSDを選ぶことをおすすめします

Photoshopのスクラッチディスクやキャッシュファイルは想像以上に容量を消費するため、500GBでは数ヶ月で容量不足に陥ってしまいますよね。

データ保存用のストレージ戦略

イラストデータやPSDファイルは、システムドライブとは別のストレージに保存するのが賢明です。

作業中のファイルは高速なSSDに置き、完成した作品や過去の作品はHDDや外付けストレージに移動するという運用が効率的。

ただし、最近はSSDの価格が下がっているため、2TBのSSDを2基搭載するという構成も現実的な選択肢になっています。

PCIe Gen.5は必要か

最新のPCIe Gen.5 SSDは読み込み速度14,000MB/s超という驚異的な性能を持っていますが、イラスト制作においてGen.4との体感差はほとんどありません。

発熱も非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDで充分でしょう。

差額をメモリやグラフィックボードのグレードアップに回した方が、実際の作業効率向上につながります。

ストレージ構成 システムドライブ データドライブ 総容量 推奨用途
エントリー構成 1TB Gen.4 SSD なし 1TB 趣味のイラスト制作
スタンダード構成 1TB Gen.4 SSD 2TB Gen.4 SSD 3TB 同人活動・定期投稿
ハイエンド構成 2TB Gen.4 SSD 4TB Gen.4 SSD 6TB 商業案件・Live2D併用
プロ仕様構成 2TB Gen.5 SSD 4TB Gen.4 SSD + 外付けNAS 6TB以上 プロイラストレーター


冷却システムの選択

冷却システムの選択

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9
【SR-u5-4080J/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN IW-BL634B/300B2
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット300W 80Plus BRONZE認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M
【ZEFT Z59M スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC
【ZEFT R60SC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB

パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB
【ZEFT R59YAB スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB

空冷と水冷の使い分け

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは、前世代と比較して発熱が抑えられており、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できます。

静音性を重視するなら、Noctuaの大型空冷クーラーやDEEPCOOLのツインタワー型クーラーが優秀です。

一方、ケース内のエアフローを改善したい場合や、見た目にこだわりたい場合は、簡易水冷クーラーも魅力的な選択肢になります。

BTOパソコンでの冷却カスタマイズ

BTOパソコンを注文する際、標準の空冷クーラーから有名メーカーのクーラーにアップグレードできるショップを選ぶと良いでしょう。

特にCore Ultra 9やRyzen 9といったハイエンドCPUを選択する場合、標準クーラーでは冷却性能が不足する場合もありますが、DEEPCOOLやCorsairの280mm簡易水冷クーラーにアップグレードすれば、長時間のレンダリング作業でも安定した動作が期待できます。

静音性とのバランス

イラスト制作は長時間の作業になるため、PCの動作音は意外と気になるもの。

ファンの回転数を抑えつつ充分な冷却性能を確保するには、大型のヒートシンクを持つ空冷クーラーか、大口径ファンを搭載した簡易水冷クーラーが適しています。

サイズの「虎徹」シリーズやNoctuaのNH-D15といった定番モデルは、静音性と冷却性能のバランスが取れており、多くのクリエイターに支持されています。

ケース選びのポイント

ケース選びのポイント

見た目と機能性の両立

デスクに置くPCケースは、作業環境の一部として視界に入り続けるため、デザイン性も重要な要素です。

最近は2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースが人気で、NZXTやLian Liから魅力的なモデルが多数リリースされています。

内部のLEDライティングを楽しみたい方や、自作PCの美しさを堪能したい方には、こうした透明度の高いケースがおすすめです。

エアフローを重視した選択

グラフィックボードやCPUの冷却を最優先に考えるなら、フロントとトップに大型ファンを搭載できるケースを選びましょう。

DEEPCOOLやCOOLER MASTERのスタンダードなケースは、エアフロー設計に優れており、夏場の高負荷作業でも安定した冷却性能を発揮します。

側面1面が強化ガラスになっているタイプなら、内部の確認もしやすく、メンテナンス性も良好です。

木製パネルケースという選択肢

作業部屋のインテリアにこだわる方には、Fractal DesignやCorsairの木製パネルケースが注目を集めています。

フロントパネルに高級木材を使用したケースは、ゲーミングPCとは一線を画す落ち着いた雰囲気を演出でき、クリエイターの作業空間に自然に溶け込みます。

RGBライティングの派手さに抵抗を覚える人もいるでしょうが、木製パネルケースならそうした心配もありません。

推奨スペック構成例

推奨スペック構成例

エントリーモデル:予算15万円前後

初めてイラスト制作用PCを購入する方や、趣味で年に数枚描く程度の方には、以下の構成がおすすめです。

  1. CPU:Core Ultra 5 235F または Ryzen 5 9600
  2. GPU:GeForce RTX5060Ti
  3. メモリ:DDR5-5600 32GB
  4. ストレージ:1TB Gen.4 SSD
  5. 冷却:標準空冷クーラー
  6. ケース:スタンダードなミドルタワー

この構成なら、CLIP STUDIO PAINTでのフルHDイラスト制作は快適にこなせます。
Photoshopでも50レイヤー程度までなら問題なく作業できるでしょう。
ただし、4K解像度での制作や、Live2Dモデリングを行う場合は、次のスタンダードモデル以上を検討した方がいいでしょう。

スタンダードモデル:予算25万円前後

同人活動を定期的に行う方や、コミケやBOOTHで作品を販売する方には、このクラスの構成が最適です。

  1. CPU:Core Ultra 7 265KF または Ryzen 7 9800X3D
  2. GPU:GeForce RTX5070Ti
  3. メモリ:DDR5-5600 32GB
  4. ストレージ:1TB Gen.4 SSD + 2TB Gen.4 SSD
  5. 冷却:大型空冷クーラーまたは240mm簡易水冷
  6. ケース:ピラーレスケースまたはエアフロー重視ケース

この構成こそが一番の肝で、ほとんどの同人作家のニーズを満たす万能スペックと言えます。
4K解像度での制作も快適ですし、Live2Dモデリングや簡単な動画編集も並行して行えます。
長期的に使用できる構成のため、コストパフォーマンスも優秀です。

ハイエンドモデル:予算40万円以上

商業案件を受ける方や、3DCGやアニメーション制作も本格的に行う方には、妥協のないハイエンド構成をおすすめします。

  1. CPU:Core Ultra 9 285KF または Ryzen 9 9950X3D
  2. GPU:GeForce RTX5080 または RTX5090
  3. メモリ:DDR5-5600 64GB
  4. ストレージ:2TB Gen.4 SSD + 4TB Gen.4 SSD
  5. 冷却:280mm以上の簡易水冷クーラー
  6. ケース:高品質なピラーレスケースまたは木製パネルケース

この構成なら、8K解像度でのイラスト制作や、複数のソフトを同時起動しての作業も余裕でこなせます。
AIを活用した自動彩色やフィルタ処理も高速に動作し、作業効率が飛躍的に向上するでしょう。
プロのイラストレーターとして活動するなら、このクラスの投資は決して無駄にはなりません。

BTOパソコンショップの選び方

BTOパソコンショップの選び方

大手BTOメーカーの特徴

マウスコンピューターは、クリエイター向けの「DAIV」シリーズを展開しており、イラスト制作に最適化された構成を選びやすいのが特徴です。

サポート体制も充実しており、初めてBTOパソコンを購入する方でも安心して選べます。

パソコン工房は、カスタマイズの自由度が高く、細かいパーツまで指定できるため、こだわりのある方に向いています。

ドスパラは納期の速さが魅力で、急いでPCが必要な方におすすめです。

カスタマイズで注目すべきポイント

BTOパソコンを注文する際は、以下の点に注意してカスタマイズしましょう。

まずメモリは必ず32GB以上を選択すること。

標準構成では16GBのことが多いため、必ずアップグレードが必要です。

次にストレージは、システムドライブとデータドライブを分けられる構成を選ぶこと。

SSDのメーカーが選べるショップなら、WDやCrucialといった信頼性の高いメーカーを指定しましょう。

保証とサポートの重要性

BTOパソコンは、購入後のサポートが重要になります。

標準保証は1年間のことが多いですが、3年保証にアップグレードできるショップを選ぶと安心です。

特にグラフィックボードやSSDは故障のリスクがあるため、延長保証に加入しておくと、万が一のトラブルにも対応できます。

オンサイト修理サービスがあるショップなら、自宅まで技術者が来てくれるため、PCに詳しくない方でも安心して使い続けられます。

モニター選びも重要な要素

モニター選びも重要な要素

色域カバー率を確認する

イラスト制作用のモニターは、色の再現性が最も重要です。

sRGBカバー率100%は最低条件で、できればAdobe RGBカバー率90%以上のモニターを選びたいところ。

EIZOのColorEdgeシリーズやBenQのPDシリーズは、クリエイター向けに色校正機能を搭載しており、印刷物との色の差異を最小限に抑えられます。

ただし、価格は10万円以上と高額になるため、予算と相談しながら決めましょう。

解像度とサイズのバランス

イラスト制作には、27インチ以上のモニターが作業効率を高めます。

解像度は4K(3840×2160)が理想的ですが、フルHD(1920×1080)でも27インチなら充分に作業できます。

ただし、4K解像度のモニターを使用する場合は、グラフィックボードの性能も重要になるため、RTX5070Ti以上を選んでおくと安心です。

デュアルモニター構成にする場合は、メインモニターを高品質なものにして、サブモニターはリファレンス表示用として安価なものを選ぶという方法も効果的です。

リフレッシュレートは気にしなくていい

ゲーミングモニターでは144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートが重視されますが、イラスト制作では60Hzで充分です。

むしろリフレッシュレートよりも、色域カバー率やパネルの種類(IPSパネル推奨)、視野角の広さを重視した方が、実際の作業では役立ちます。

高リフレッシュレートモニターは価格が高くなる傾向があるため、その分を色再現性の高いモニターに投資した方が賢明でしょう。

ペンタブレットとの相性

ペンタブレットとの相性

液タブを使う場合の注意点

液晶ペンタブレット(液タブ)を使用する場合、PCのグラフィックボードから液タブへの映像出力が必要になります。

GeForce RTX 50シリーズは、DisplayPort 2.1bとHDMI 2.1bに対応しており、4K解像度の液タブでも問題なく接続できます。

ただし、液タブとメインモニターの両方を4K解像度で使用する場合は、グラフィックボードの負荷が高くなるため、RTX5070Ti以上を選んでおくと安心です。

板タブ派のPC選び

板タブレット(板タブ)を使用する場合は、液タブほどグラフィックボードの性能を気にする必要はありません。

ただし、筆圧レベルが8192段階以上の高性能な板タブを使用する場合、CPUの処理能力が重要になってきます。

Wacomの Intuos ProやXP-Penの Deco Proといった高性能板タブは、細かい筆圧変化をリアルタイムで処理するため、Core Ultra 7以上のCPUを搭載したPCと組み合わせると、遅延のない快適な描画が可能になります。

USB接続の帯域幅

最近の高性能ペンタブレットは、USB 3.0以上の接続を推奨しています。

BTOパソコンを選ぶ際は、フロントパネルにUSB 3.2 Gen2(10Gbps)のポートが搭載されているか確認しましょう。

マザーボードによっては、USB Type-Cポートも搭載されており、将来的に新しいペンタブレットに買い替える際にも対応できます。

AI機能の活用を見据えた選択

AI機能の活用を見据えた選択

生成AIとイラスト制作の融合

Stable DiffusionやMidjourneyといった画像生成AIが普及し、イラスト制作のワークフローも変化しています。

ラフ案の作成やポーズ参考の生成、背景素材の作成など、AIを補助的に活用する同人作家が増えているのです。

こうしたAI機能をローカル環境で動かす場合、グラフィックボードのVRAM容量が重要になり、16GB以上のVRAMを搭載したRTX5070Ti以上のモデルが推奨されることになります。

Photoshopのニューラルフィルター

Photoshopに搭載されているニューラルフィルターは、AIを活用した画像処理機能で、肌のレタッチや表情の変更、背景のぼかしなどを自動で行えます。

この機能を快適に使用するには、NVIDIAのTensorコアを搭載したGeForce RTX 50シリーズが有利です。

特にRTX5070Ti以上のモデルなら、ニューラルフィルターの処理時間が大幅に短縮され、試行錯誤しながらの作業が捗ります。

CLIP STUDIO PAINTのAI機能

CLIP STUDIO PAINTも、AIを活用した自動彩色機能や線画抽出機能を搭載しています。

これらの機能は、CPUとGPUの両方を使用するため、バランスの取れたスペック構成が重要です。

Core Ultra 7 265KFとGeForce RTX5070Tiの組み合わせなら、AI機能を使用しても快適に作業できるでしょう。

将来的にさらに高度なAI機能が追加される可能性を考えると、余裕を持ったスペックを選んでおくことが賢明です。

電源ユニットの選定

電源ユニットの選定

必要な電源容量の計算

PCの電源容量は、搭載するパーツの消費電力から逆算して決定します。

Core Ultra 7 265KFの消費電力は最大125W、GeForce RTX5070Tiは最大285W程度なので、その他のパーツを含めると500W程度の消費電力になります。

電源ユニットは余裕を持って750W以上の80PLUS Gold認証モデルを選ぶと安心です。

将来的にグラフィックボードをアップグレードする可能性も考慮すると、850Wクラスを選んでおくと柔軟性が高まります。

電源の品質と寿命

電源ユニットは、PCの安定動作を支える重要なパーツです。

安価な電源ユニットは、電圧の変動が大きく、他のパーツに悪影響を与える可能性があります。

CorsairやSeasonicといった信頼性の高いメーカーの電源ユニットを選ぶと、長期的に安定した動作が期待できます。

BTOパソコンを購入する際は、電源ユニットのメーカーと型番を確認し、レビューをチェックしてから決定しましょう。

静音性への配慮

電源ユニットのファンノイズも、長時間作業では気になる要素です。

セミファンレス機能を搭載した電源ユニットなら、低負荷時にはファンが停止するため、静音性が向上します。

特に深夜の作業が多い方や、録音環境を整えたい方には、こうした静音性に配慮した電源ユニットがおすすめです。

実際の作業シーンでの性能差

実際の作業シーンでの性能差

レイヤー数と処理速度の関係

CLIP STUDIO PAINTで100レイヤー以上を使用した複雑なイラストを制作する場合、メモリ容量とCPU性能が直結します。

32GBメモリとCore Ultra 7 265KFの組み合わせなら、200レイヤーを超えても快適に作業できますが、16GBメモリでは頻繁にスワップが発生し、動作が重くなってしまいますよね。

特にレイヤー効果を多用する場合や、クリッピングマスクを重ねる場合は、充分なメモリ容量が必須です。

フィルタ処理の待ち時間

Photoshopでガウスぼかしやシャープネスといったフィルタを適用する際、画像の解像度が高いほど処理時間が長くなります。

4K解像度(3840×2160ピクセル)の画像に対してフィルタを適用する場合、Core Ultra 5では10秒程度かかる処理が、Core Ultra 7なら5秒程度に短縮されます。

一日に何度もフィルタ処理を行う場合、この差は積み重なって大きな時間の節約になるのです。

ファイル保存時間の短縮

大容量のPSDファイルやCLIPファイルを保存する際、SSDの書き込み速度が重要になります。

PCIe Gen.4 SSDなら、500MBのファイルを2秒程度で保存できますが、SATA SSDでは5秒以上かかることもあります。

頻繁に上書き保存を行う作業スタイルの方にとって、この差は作業のリズムに影響を与えるため、高速なNVMe SSDを選ぶ価値は充分にあります。

長期的な視点でのPC選び

長期的な視点でのPC選び

3年後も現役で使えるスペック

PCは購入後3年から5年は使い続けることを前提に選ぶべきです。

現在のミドルハイスペックは、3年後にはミドルスペックになっているため、少し余裕を持ったスペックを選んでおくと、長期的にコストパフォーマンスが高くなります。

Core Ultra 7 265KFと32GBメモリ、GeForce RTX5070Tiの組み合わせなら、今後3年間は最新のイラスト制作ソフトにも対応できるでしょう。

アップグレードの可能性

BTOパソコンや自作PCの利点は、後からパーツをアップグレードできることです。

メモリは32GBから64GBへの増設が容易ですし、ストレージも空きスロットがあれば追加できます。

ただし、CPUとマザーボードの交換は大掛かりな作業になるため、最初から充分な性能のCPUを選んでおくことが重要です。

グラフィックボードは比較的交換しやすいパーツなので、予算が限られている場合は、まずCPUとメモリに投資し、後からGPUをアップグレードするという戦略も有効です。

ソフトウェアの進化に対応する

イラスト制作ソフトは、毎年のようにアップデートされ、新機能が追加されています。

AI機能や3D機能の強化により、要求スペックも年々上がっているのが現状です。

将来的にVRイラスト制作やリアルタイムレンダリングといった新しい技術が普及する可能性を考えると、現時点で余裕のあるスペックを選んでおくことが、長期的な投資として賢明な判断になります。

完成品PCを選ぶ場合の注意点

完成品PCを選ぶ場合の注意点

家電量販店のPCは避けるべき理由

家電量販店で販売されている完成品PCは、一般的なオフィス作業やウェブブラウジングを想定した構成になっており、グラフィックボードが搭載されていないか、エントリークラスのGPUしか搭載されていません。

イラスト制作には不向きな構成が多いため、クリエイター向けと明記されたモデル以外は選択肢から外した方が無難です。

メーカー製クリエイターPCの選択肢

DellのXPSシリーズやHPのENVYシリーズ、LenovoのThinkPadシリーズには、クリエイター向けモデルが存在します。

これらは、Adobe RGBカバー率の高いディスプレイを搭載し、グラフィックボードもGeForce RTX 50シリーズを選択できるため、イラスト制作用として充分な性能を持っています。

ただし、BTOパソコンと比較すると価格が高めで、カスタマイズの自由度も低いため、コストパフォーマンスを重視するならBTOパソコンの方が優れています。

Macという選択肢

MacBook ProやMac Studioは、クリエイターに人気の選択肢ですが、イラスト制作においてはWindowsの方が有利な面が多いのが実情です。

CLIP STUDIO PAINTはWindows版の方が機能が充実していますし、ペンタブレットのドライバもWindows向けの方が安定しています。

ただし、iPadとの連携を重視する方や、Procreateを主に使用する方には、Macも魅力的な選択肢になるでしょう。

予算別の最適な購入戦略

予算別の最適な購入戦略

10万円以下で始める場合

予算が10万円以下の場合、新品のBTOパソコンでイラスト制作に適したスペックを揃えるのは困難です。

この価格帯では、中古のゲーミングPCを探すか、型落ちのBTOパソコンのセール品を狙うのが現実的な選択肢になります。

ただし、中古PCを購入する場合は、保証期間や使用年数を必ず確認し、SSDの残り寿命やメモリの動作確認を行ってから購入しましょう。

15万円から20万円の予算

この価格帯なら、Core Ultra 5とGeForce RTX5060Ti、32GBメモリという構成が現実的です。

フルHD解像度でのイラスト制作なら充分な性能を持っており、趣味で同人活動を始める方には最適な選択肢になります。

BTOパソコンのセール時期を狙えば、さらにコストパフォーマンスの高い構成を手に入れられる可能性もあります。

25万円から30万円の予算

最もバランスが取れた価格帯で、Core Ultra 7とGeForce RTX5070Ti、32GBメモリという理想的な構成が組めます。

この構成なら、4K解像度でのイラスト制作も快適ですし、Live2Dモデリングや動画編集も並行して行えます。

長期的に使用できるスペックのため、結果的にコストパフォーマンスが最も高い選択になるでしょう。

40万円以上の予算

プロのイラストレーターとして活動する方や、妥協のないスペックを求める方には、Core Ultra 9とGeForce RTX5080、64GBメモリという最高峰の構成がおすすめです。

この構成なら、どんな作業でもストレスを感じることはありませんし、今後数年間は最新のソフトウェアにも対応できます。

高額な投資になりますが、作業効率の向上と時間の節約を考えれば、充分に価値のある選択です。

予算帯 CPU GPU メモリ 推奨用途
10万円以下 中古または型落ち 中古GPU 16GB 入門用・練習用
15~20万円 Core Ultra 5 235F RTX5060Ti 32GB 趣味のイラスト制作
25~30万円 Core Ultra 7 265KF RTX5070Ti 32GB 同人活動・定期投稿
40万円以上 Core Ultra 9 285KF RTX5080/5090 64GB プロ・商業案件

BTOパソコンの注文から納品までの流れ

BTOパソコンの注文から納品までの流れ

構成の決定とカスタマイズ

BTOパソコンを注文する際は、まずベースとなるモデルを選び、そこからカスタマイズを行います。

マウスコンピューターのDAIVシリーズやパソコン工房のクリエイターPCシリーズなら、イラスト制作に適した構成がベースになっているため、カスタマイズの手間が少なくて済みます。

メモリとストレージは必ずアップグレードし、可能であればCPUクーラーも有名メーカーのものに変更しましょう。

納期と配送

BTOパソコンの納期は、ショップやカスタマイズ内容によって異なりますが、通常は注文から1週間から2週間程度です。

ドスパラは納期が早く、最短で翌日出荷のモデルもあります。

繁忙期や新製品発売直後は納期が延びる可能性があるため、余裕を持って注文することをおすすめします。

配送は宅配便で行われ、大型のデスクトップPCでも自宅まで届けてもらえます。

初期設定とソフトウェアのインストール

PCが届いたら、まず初期設定を行います。

Windowsのセットアップを完了させたら、グラフィックドライバとペンタブレットのドライバを最新版にアップデートしましょう。

次にCLIP STUDIO PAINTやPhotoshopといったイラスト制作ソフトをインストールし、設定を行います。

ブラシのカスタマイズやショートカットキーの設定も、この段階で済ませておくと、すぐに作業を始められます。

よくある質問

よくある質問

イラスト制作にゲーミングPCは使えますか

ゲーミングPCはイラスト制作にも充分使えます。

むしろ高性能なグラフィックボードとCPUを搭載しているため、クリエイティブ作業にも適しています。

ただし、ゲーミングPCは派手なRGBライティングやゲーミングデザインのケースが多いため、落ち着いた作業環境を求める方には、クリエイター向けPCの方が適しているかもしれません。

メモリは後から増設できますか

デスクトップPCなら、メモリスロットに空きがあれば後から増設できます。

ただし、同じ規格・同じ速度のメモリを使用する必要があるため、最初から充分な容量を搭載しておく方が確実です。

ノートPCの場合、メモリがオンボード実装されていて増設できないモデルもあるため、購入前に確認が必要です。

グラフィックボードは本当に必要ですか

現代のイラスト制作ソフトは、GPU支援機能を積極的に活用しているため、グラフィックボードは必須と言えます。

特にPhotoshopのニューラルフィルターやCLIP STUDIO PAINTの3D機能を使用する場合、グラフィックボードの性能が作業効率に直結します。

最低でもGeForce RTX5060Ti以上を搭載したPCを選びましょう。

SSDの容量は後から増やせますか

デスクトップPCなら、M.2スロットやSATAポートに空きがあれば、後からSSDを追加できます。

システムドライブとは別に、データ保存用のSSDを追加する構成が一般的です。

ただし、マザーボードによって搭載できるSSDの数が決まっているため、購入前に拡張性を確認しておくと安心です。

液タブとモニターは同時に使えますか

グラフィックボードに複数の映像出力端子があれば、液タブとモニターを同時に使用できます。

GeForce RTX 50シリーズは、DisplayPortとHDMIを複数搭載しているため、液タブとメインモニター、さらにサブモニターまで接続できます。

ただし、すべてを4K解像度で使用する場合は、グラフィックボードの負荷が高くなるため、RTX5070Ti以上を選んでおくと安心です。

BTOパソコンと自作PCどちらがいいですか

PC初心者や、組み立てに自信がない方にはBTOパソコンがおすすめです。

保証が付いており、トラブル時のサポートも受けられます。

一方、PCの知識があり、細かいパーツまでこだわりたい方には自作PCが向いています。

ただし、自作PCは組み立てやトラブルシューティングを自分で行う必要があるため、時間と手間がかかることを覚悟しましょう。

Macでイラスト制作はできますか

Macでもイラスト制作は可能ですが、CLIP STUDIO PAINTの機能がWindows版より制限されていたり、ペンタブレットのドライバの安定性がWindowsより劣る場合があります。

ただし、iPadとの連携を重視する方や、Procreateを主に使用する方には、Macも魅力的な選択肢になります。

予算が許すなら、Mac Studio with M2 Ultraという選択肢もあります。

中古PCでイラスト制作は可能ですか

予算が限られている場合、中古のゲーミングPCという選択肢もあります。

ただし、SSDの残り寿命やメモリの動作確認、グラフィックボードの状態を必ず確認してから購入しましょう。

保証期間が残っているか、返品・交換が可能かも重要なチェックポイントです。

可能であれば、信頼できるショップの整備済み中古品を選ぶと安心です。

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