Vtuber向けPC 同時配信でも重くならない構成とは?

目次

Vtuber活動に必要なPCスペックの全体像

Vtuber活動に必要なPCスペックの全体像

配信と3Dモデル描画を同時処理する負荷を理解する

Vtuber活動では、3Dアバターのリアルタイムトラッキングと配信エンコード、さらにゲーム実況を行う場合はゲーム本体の処理も同時に行う必要があります。

この3つの処理を快適に動作させるには、CPU・GPU・メモリの3要素が高い水準でバランスを取れていることが特に重要。

なぜなら、どれか1つでもボトルネックになると、視聴者に届ける映像がカクついたり、アバターの動きが遅延したりするからです。

私がこれまで検証してきた中で、配信中にフレームレートが急激に落ち込むトラブルの大半は、CPUのエンコード処理能力不足かメモリ容量の枯渇が原因でした。

特にVTube Studioやluppetといったトラッキングソフトは、想像以上にシステムリソースを消費することが分かっています。

最低限クリアすべき性能ライン

Vtuber配信を安定して行うには、最低でもミドルクラス以上のゲーミングPCが必要と考えてください。

具体的には、CPUがCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X以上、GPUがGeForce RTX5060Ti以上、メモリが32GB以上という構成が現実的なスタート地点になります。

この水準を満たせば、フルHD解像度での配信とアバター表示を同時に行っても、視聴者側で映像の乱れを感じることはほとんどないでしょう。

ただし、ゲーム実況を含める場合や、より高画質な配信を目指すなら、さらに上のスペックを検討する必要があります。

CPUの選び方と推奨モデル

CPUの選び方と推奨モデル

配信エンコードはCPU性能が命

配信ソフトのOBS Studioでx264エンコーダーを使用する場合、CPUのマルチスレッド性能が配信品質を直接左右します。

ソフトウェアエンコードは画質面で優れている反面、CPUへの負荷が極めて高く、コア数とスレッド数が多いほど余裕を持った配信が可能になるわけです。

Intel Core Ultra 7 265Kは、Lion CoveとSkymontの最新アーキテクチャを採用し、マルチスレッド処理において前世代から大幅な性能向上を実現しています。

発熱抑制と静音化を達成しているため、長時間配信でもサーマルスロットリングが発生しにくいのが魅力。

もちろんゲーム実況用にもおすすめ。

AMD Ryzen 7 9800X3Dは、3D V-Cache技術により大容量キャッシュを搭載し、ゲームとエンコードの同時処理で真価を発揮します。

特にゲーム実況を中心に活動するVtuberにとって、ゲーム側のフレームレートを維持しながら配信品質も確保できるのは驚きのひとことです。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43281 2474 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43033 2277 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42060 2268 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41349 2366 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38803 2085 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38727 2056 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37486 2364 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35848 2205 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35707 2242 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33948 2216 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33085 2245 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32715 2110 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32604 2201 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29417 2047 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28699 2164 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25591 2183 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23214 2220 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23202 2099 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20971 1866 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19614 1944 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17829 1823 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16135 1784 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15373 1989 公式 価格

ハードウェアエンコードを活用するならミドルクラスでも対応可能

NVENCやAMFといったGPU側のハードウェアエンコーダーを使用する前提なら、CPUへの要求はやや緩和されます。

Core Ultra 5 235FやRyzen 5 9600でも、GPU側で映像エンコードを処理するため、CPU側はトラッキングソフトとゲームの処理に専念できるからです。

それでも「配信が重い!」と感じる方もいるのではないでしょうか。

ハードウェアエンコードは確かにCPU負荷を軽減しますが、画質面ではソフトウェアエンコードに一歩譲る場面もあります。

視聴者に最高品質の映像を届けたいなら、やはりCPU性能に余裕を持たせた方がいいでしょう。

推奨CPUモデルの比較表

CPU コア/スレッド 特徴 推奨用途
Core Ultra 7 265K 20コア/20スレッド 発熱抑制と高効率、AI処理強化 長時間配信、ソフトウェアエンコード
Ryzen 7 9800X3D 8コア/16スレッド 3D V-Cache搭載、ゲーム性能特化 ゲーム実況配信、高フレームレート維持
Core Ultra 9 285K 24コア/24スレッド 最高峰のマルチスレッド性能 4K配信、複数ソフト同時起動
Ryzen 9 9950X3D 16コア/32スレッド 大容量キャッシュ、最上位性能 プロ配信者、動画編集も行う場合

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QU

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QU
【ZEFT Z54QU スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QU

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG
【ZEFT Z55XG スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ
【ZEFT R60FQ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V
【ZEFT Z55V スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS TUF Gaming GT502 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V

グラフィックボードの選定基準

グラフィックボードの選定基準

3Dアバター描画とゲーム処理を両立させる

VTube Studioで高精細な3Dモデルを動かしながら、同時にゲームをプレイする状況では、GPUが2つの描画処理を並行して行うことになります。

この負荷に耐えられるのは、現行世代ならGeForce RTX5060Ti以上、できればRTX5070以上が望ましいラインです。

GeForce RTX 50シリーズは、Blackwellアーキテクチャと第4世代RTコア、第5世代Tensorコアの組み合わせにより、レイトレーシング性能やAI性能を大幅向上させています。

DLSS 4やニューラルシェーダに対応しているため、ゲーム側の負荷を軽減しながら高画質を維持できるのは、Vtuber活動において大きなアドバンテージ。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

NVENCエンコーダーの世代による違い

GeForce RTX 50シリーズに搭載されているNVENCエンコーダーは、前世代から更に進化し、ビットレート効率と画質のバランスが向上しています。

特にReflex 2による低遅延対応は、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションを重視するVtuberにとって見逃せない要素ですよね。

RTX5070TiとRTX5070は、価格と性能のバランスが最も優れており、多くのVtuber配信者にとって最適解といえます。

4K解像度でのゲーム配信を視野に入れるならRTX5080以上を検討する価値がありますが、フルHD配信が中心ならRTX5070で充分に満足できる品質を確保できます。

Radeon RX 90シリーズという選択肢

AMD Radeon RX 9070XTやRX 9060XTは、FSR 4の機械学習ベースのアップスケーリングとフレーム生成技術により、GeForceに匹敵するほどの性能を発揮します。

ただし、配信ソフトとの相性やNVENCほどの実績がない点を考えると、初めてVtuber用PCを組む方には、まずGeForce系を推奨したいところ。

それでも「コストを抑えたい!」と考える方もいると思います。

Radeon RX 9070XTは価格面で魅力的な選択肢であり、AMFエンコーダーも着実に進化していますから、予算との兼ね合いで検討する価値は充分にあります。


GPU性能比較表

GPU VRAM 推奨解像度 価格帯 配信適性
RTX5060Ti 8GB フルHD エントリー 軽量ゲーム配信向け
RTX5070 12GB フルHD~WQHD ミドル バランス型、汎用性高
RTX5070Ti 16GB WQHD~4K ミドルハイ 高画質配信、重量級ゲーム対応
RTX5080 16GB 4K ハイエンド 4K配信、最高設定ゲーム実況
RX 9070XT 16GB WQHD~4K ミドルハイ コスパ重視、FSR 4活用

メモリ容量と速度の重要性

メモリ容量と速度の重要性

32GBが実質的なスタンダード

Vtuber配信では、OBS Studio、VTube Studio、Discord、ブラウザ(配信管理画面)、ゲーム本体と、複数のアプリケーションを同時起動するのが当たり前になっています。

この状況で16GBメモリでは、メモリスワップが頻発してシステム全体のパフォーマンスが低下してしまいますよね。

32GBメモリを搭載すれば、複数ソフトの同時起動でもメモリ不足に陥ることはほぼなく、安定した配信環境を構築できます

私が実際に検証した結果、16GBと32GBの環境では、配信中のフレームドロップ発生率に明確な差が出ることが分かっています。

DDR5-5600が現在の主流規格であり、Intel Core UltraシリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも標準でサポートしています。

メモリメーカーはMicron(Crucial)、GSkill、Samsungが人気で、信頼性と安定性を重視するならこれらのブランドから選ぶのが賢明。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA
【ZEFT Z56BA スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XK

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XK
【ZEFT Z55XK スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XK

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P
【ZEFT R65P スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65P

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D
【ZEFT Z56D スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

64GBは動画編集も行うなら検討すべき

配信アーカイブの編集や、切り抜き動画の制作も自分で行うVtuberなら、64GBメモリへの投資は無駄になりません。

Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveといった動画編集ソフトは、メモリを大量に消費するため、余裕を持った容量があれば作業効率が劇的に向上します。

正直、配信だけなら32GBで充分ですが、クリエイティブ作業まで視野に入れるなら64GBを最初から選んでおくと、後々のアップグレードの手間が省けます。

BTOパソコンでカスタマイズする際も、メモリ増設は比較的低コストで実現できる部分ですから、予算に余裕があれば検討する価値があるでしょう。

ストレージ構成の最適解

ストレージ構成の最適解

システム用とデータ用の分離が基本

配信録画データは容量が大きく、1時間の配信で数十GBに達することも珍しくありません。

システムドライブとデータドライブを分けることで、OSやアプリケーションの動作速度を維持しながら、大容量データを安全に保管できる環境が整います。

システムドライブには、PCIe Gen.4 SSDの1TBまたは2TBを選ぶのが現実的。

Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コスパを考えるとまだGen.4が主流といえます。

データドライブには、2TB以上のGen.4 SSDを追加するか、コストを抑えたいなら4TB以上のHDDを併用する選択肢もあります。

ただし、HDDは読み書き速度が遅いため、録画データの一時保存先としては不向き。

録画後にアーカイブ保存する用途に限定した方がいいでしょう。

推奨SSDメーカーと容量の組み合わせ

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアが人気のSSDメーカーで、BTOパソコンでもこれらのブランドを選択できるショップが増えています。

特にWDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusは、耐久性と速度のバランスに優れており、長期間の使用でも安心感があります。

システムドライブに1TB、データドライブに2TBという構成が、多くのVtuberにとって実用的なラインです。

配信頻度が高く、アーカイブを長期保存したい場合は、データドライブを4TBに拡張することで、ストレージ不足の心配から解放されます。

ストレージ構成例

用途 容量 規格 メーカー例 備考
システムドライブ 1TB~2TB PCIe Gen.4 WD Black、Crucial P5 Plus OS、アプリ、ゲームインストール用
データドライブ 2TB~4TB PCIe Gen.4 キオクシア、WD Blue 録画データ、アーカイブ保存用
バックアップ用 4TB以上 HDD(オプション) Seagate、WD 長期保存、コスト重視

冷却システムの選択

冷却システムの選択

空冷と水冷、どちらを選ぶべきか

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、前世代よりも発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できる設計になっています。

長時間配信を行う場合でも、適切な空冷クーラーを選べば、サーマルスロットリングを回避できるわけです。

DEEPCOOL、サイズ、Noctuaといったメーカーの空冷クーラーは、静音性と冷却性能のバランスが優れており、多くのBTOパソコンでも採用されています。

特にNoctuaのNH-D15は、見事な冷却能力と静音性を両立しており、配信中のマイクにファンノイズが乗りにくいのが大きなメリット。

水冷CPUクーラーは、冷却性能を最優先したい方や、ケース内の見た目にこだわりたい方に向いています。

DEEPCOOL、Corsair、NZXTの簡易水冷クーラーは、取り付けも比較的容易で、メンテナンスの手間も少ないため、初めて水冷を導入する方でも安心して使えます。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT
【ZEFT R60XT スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60XT

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CM

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CM
【ZEFT R60CM スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS
【ZEFT R60GS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL

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【ZEFT R60AL スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
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配信環境における静音性の重要度

マイクの集音性能が高いコンデンサーマイクを使用する場合、PC内部のファンノイズが配信音声に混入するリスクがあります。

この問題を避けるには、静音性に優れたCPUクーラーとケースファンを選ぶことが不可欠。

空冷クーラーなら、ファン回転数を抑えても充分な冷却性能を発揮できる大型モデルを選び、ケースファンも低回転で風量を確保できる140mm径以上のものを採用すると、静音性と冷却性能を高い次元で両立できます。

ケース選びで配信環境が変わる

ケース選びで配信環境が変わる

見た目と機能性を両立するケース選択

Vtuberとして活動する上で、配信画面に映り込むPCケースの外観も、ブランディングの一部として意識する方もいるのではないでしょうか。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、内部のRGBライティングを美しく見せられるため、配信映えする環境を作りたい方に人気です。

NZXT、Lian Li、Antecといったメーカーのピラーレスケースは、デザイン性だけでなく、エアフローにもスキがありません。

特にLian LiのO11 Dynamicシリーズは、多数のファンを搭載できる拡張性と、洗練された外観で、多くの配信者から支持されています。

落ち着いた雰囲気を演出する木製パネルケース

派手なRGBライティングに抵抗を覚える人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、Fractal DesignやCorsairの木製パネルケースです。

フロントパネルに高級木材を使用したデザインは、配信部屋に上質な雰囲気をもたらし、視聴者にも落ち着いた印象を与えます。

木製パネルケースは、見た目の温かみだけでなく、遮音性にも優れているため、静音性を重視する配信環境にも適しています。

ただし、エアフローがやや制限される設計のモデルもあるため、ケースファンの配置と数には注意が必要です。

ケースタイプ別の特徴

ケースタイプ 代表メーカー 特徴 推奨ユーザー
ピラーレス強化ガラス NZXT、Lian Li 内部が見える、RGB映え 見た目重視、ライティング好き
木製パネル Fractal Design、Corsair 高級感、遮音性 落ち着いた雰囲気、静音重視
スタンダードエアフロー DEEPCOOL、COOLER MASTER 冷却性能優先、コスパ良 実用性重視、初心者
RGBゲーミング Corsair、ASUS 派手なライティング、ゲーマー向け ゲーム実況メイン

電源ユニットの容量と品質

電源ユニットの容量と品質

安定した電力供給が配信の安定性を支える

電源ユニットは、PC全体に電力を供給する心臓部であり、品質の低い製品を選ぶと、配信中に突然シャットダウンするリスクがあります。

特にGeForce RTX 50シリーズのような高性能GPUは、瞬間的な電力消費が大きいため、余裕を持った容量と高い変換効率を持つ電源ユニットが必要です。

RTX5070以上のGPUを搭載する構成なら、最低でも750W、できれば850W以上の80 PLUS Gold認証以上の電源ユニットを選ぶべきといえます。

電源容量に余裕があれば、各パーツへの電力供給が安定し、システム全体の寿命も延びる効果が期待できます。

信頼性の高いメーカーを選ぶ理由

Corsair、Seasonic、Antecといった老舗メーカーの電源ユニットは、長年の実績と厳格な品質管理により、高い信頼性を誇っています。

BTOパソコンでカスタマイズする際も、電源メーカーを指定できるショップを選ぶと、長期的な安心感が得られます。

電源ユニットの故障は、他のパーツを巻き込んだ連鎖故障を引き起こす可能性があるため、ここでコストを削るのは得策ではありません。

配信活動を長く続けるつもりなら、電源ユニットには充分な予算を割くことをおすすめします。

BTOパソコンと自作PCの比較

BTOパソコンと自作PCの比較

BTOパソコンのメリットとは

BTOパソコンは、パーツ選定からOS導入、動作確認まで、すべてメーカー側で行ってくれるため、PC組み立ての知識がない方でも安心して購入できます。

保証期間中のサポートも充実しており、万が一のトラブル時にも迅速な対応が期待できるのは大きな安心材料。

特にVtuber活動を始めたばかりで、PC知識に自信がない方には、BTOパソコンが最適な選択肢です。

主要なBTOショップでは、CPUクーラーやメモリメーカー、SSDメーカーまで細かくカスタマイズできるため、自分の予算と用途に合わせた構成を実現できます。

自作PCのメリットとコスト

自作PCは、すべてのパーツを自分で選定できるため、細部までこだわった構成を組めるのが最大の魅力です。

また、将来的なアップグレードも自分のペースで行えるため、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れる場合もあります。

ただし、パーツの相性問題やトラブルシューティングは、すべて自己責任で対応する必要があります。

PC組み立ての経験がある方や、トラブル対応を楽しめる方には自作PCが向いていますが、配信活動に集中したい方には、BTOパソコンの方が時間と労力の節約になるでしょう。

具体的な推奨構成例

具体的な推奨構成例

エントリー構成:フルHD配信向け

フルHD解像度での配信を中心に、軽量~中量級のゲーム実況を行う方向けの構成です。

予算を抑えつつ、必要な性能は確保できるバランス型。

  1. CPU:Core Ultra 5 235FまたはRyzen 5 9600
  2. GPU:GeForce RTX5060Ti
  3. メモリ:DDR5-5600 32GB
  4. ストレージ:PCIe Gen.4 SSD 1TB(システム)+2TB(データ)
  5. 電源:750W 80 PLUS Gold
  6. 冷却:空冷CPUクーラー(DEEPCOOL製など)
  7. ケース:スタンダードエアフローケース

この構成なら、OBS StudioでNVENCエンコードを使用し、フルHD 60fpsの配信を安定して行えます。
予算は約20万円前後が目安。

ミドル構成:WQHD配信・重量級ゲーム対応

より高画質な配信や、重量級ゲームの実況配信を快適に行いたい方向けの構成です。

長時間配信でも余裕を持った動作が期待できます。

  1. CPU:Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3D
  2. GPU:GeForce RTX5070Ti
  3. メモリ:DDR5-5600 32GB
  4. ストレージ:PCIe Gen.4 SSD 2TB(システム)+4TB(データ)
  5. 電源:850W 80 PLUS Gold
  6. 冷却:簡易水冷CPUクーラー(Corsair製など)
  7. ケース:ピラーレス強化ガラスケース

この構成は、ソフトウェアエンコードでも高画質配信が可能で、動画編集作業も快適にこなせます。
予算は約35万円前後。

ハイエンド構成:4K配信・プロ配信者向け

4K解像度での配信や、複数の配信プラットフォームへの同時配信、高度な動画編集まで行うプロ配信者向けの最上位構成です。

  1. CPU:Core Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D
  2. GPU:GeForce RTX5080
  3. メモリ:DDR5-5600 64GB
  4. ストレージ:PCIe Gen.4 SSD 2TB(システム)+4TB×2(データ、バックアップ)
  5. 電源:1000W 80 PLUS Platinum
  6. 冷却:大型簡易水冷CPUクーラー(NZXT製など)
  7. ケース:木製パネルまたはピラーレスケース

この構成なら、あらゆる配信シーンで性能不足を感じることはなく、極上の配信体験を楽しみたいなら、これ一択。
予算は約50万円以上。

周辺機器の重要性

周辺機器の重要性

マイクとオーディオインターフェース

どれだけPCスペックが高くても、音声品質が悪ければ視聴者の満足度は下がってしまいますよね。

コンデンサーマイクとオーディオインターフェースの組み合わせは、Vtuber配信において音声品質を左右する重要な要素です。

SHURE、Audio-Technica、RODEといったメーカーのコンデンサーマイクは、クリアな音声収録が可能で、配信者の声を魅力的に届けられます。

オーディオインターフェースは、Focusrite、Steinberg、Behringerあたりが人気で、ノイズの少ない音声入力を実現します。

Webカメラとトラッキングデバイス

フェイストラッキングの精度は、アバターの表情の豊かさに直結します。

Logicool、Razer、Insta360といったメーカーの高性能Webカメラは、表情の細かな変化まで捉えられるため、視聴者とのコミュニケーションがより自然になります。

VR機器を使ったフルボディトラッキングを導入すれば、全身の動きをアバターに反映でき、配信の表現力が格段に向上します。

ただし、VR機器は高価で設置スペースも必要になるため、まずは顔トラッキングから始めて、必要に応じて拡張していくのが現実的。

配信ソフトの設定とエンコード方式

配信ソフトの設定とエンコード方式

OBS Studioの推奨設定

OBS Studioは、無料でありながら高機能な配信ソフトとして、多くのVtuberに利用されています。

エンコード方式は、NVENCを選択すれば、GPU側で処理されるためCPU負荷を大幅に軽減できます。

ビットレートは、フルHD 60fps配信なら6000~8000kbps、WQHD配信なら10000kbps以上を目安に設定すると、画質と配信安定性のバランスが取れます。

ただし、配信プラットフォーム側の推奨設定も確認し、上限を超えないよう注意が必要です。

x264とNVENCの使い分け

x264エンコーダーは、CPU性能を活用して高画質な配信を実現できますが、CPUへの負荷が極めて高いため、Core Ultra 7 265K以上のCPUが必要になります。

ゲーム実況を行う場合、ゲーム側のフレームレートが低下するリスクもあるため、慎重な設定が求められます。

NVENCエンコーダーは、GPU側で処理されるため、CPU負荷を抑えながら安定した配信が可能です。

画質面ではx264にやや劣りますが、GeForce RTX 50シリーズのNVENCは前世代から大幅に改善されており、実用上の画質差はほとんど感じません。

トラブルシューティングと対策

トラブルシューティングと対策

配信中のフレームドロップ対策

配信中にフレームドロップが発生する原因は、CPU・GPU・メモリ・ネットワーク帯域のいずれかがボトルネックになっている可能性が高いです。

OBS Studioの統計情報を確認し、どの要素が原因かを特定することが解決の第一歩。

CPU使用率が常に90%以上になっている場合は、エンコード方式をNVENCに変更するか、配信解像度やビットレートを下げることで改善できます。

GPU使用率が100%に張り付いている場合は、ゲーム側のグラフィック設定を下げるか、より高性能なGPUへのアップグレードを検討する必要があります。

メモリ不足による動作不安定の解消

メモリ使用率が80%を超えると、Windowsがページファイルを使用し始め、システム全体のパフォーマンスが低下します。

タスクマネージャーでメモリ使用状況を確認し、不要なバックグラウンドアプリを終了させることで、メモリ不足を回避できる場合もあります。

それでも改善しない場合は、メモリ容量を32GBから64GBに増設することで、根本的な解決が図れます。

BTOパソコンなら、メモリスロットに空きがあれば、後から追加するのも比較的容易です。

ネットワーク帯域の確保

配信の安定性は、インターネット回線の上り速度に大きく依存します。

光回線でも、時間帯によっては帯域が混雑し、配信が不安定になることがあります。

配信時間帯の上り速度を測定し、ビットレート設定が回線速度に見合っているかを確認しましょう。

有線LAN接続は、Wi-Fi接続よりも安定性が高く、配信中の切断リスクを大幅に減らせます。

ルーターとPCを直接LANケーブルで接続し、他のデバイスの帯域使用を制限することで、配信品質を向上させられます。

予算別の最適な選択肢

予算別の最適な選択肢

15万円以下の構成は可能か

正直、15万円以下でVtuber配信に必要な性能を満たすのは難しいかもしれません。

最低限の構成として、Core Ultra 5 235F、RTX5060Ti、メモリ32GBを揃えると、どうしても20万円前後の予算が必要になります。

中古パーツを活用する選択肢もありますが、保証がない点や、最新の配信ソフトとの相性問題を考えると、初めてVtuber用PCを購入する方には推奨しづらいところ。

まずは20万円を目標に予算を確保し、長く使える構成を選ぶ方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。

30万円前後が最もバランスが良い

30万円前後の予算があれば、Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3D、RTX5070Ti、メモリ32GB、SSD合計6TBという、非常にバランスの取れた構成が実現できます。

この価格帯が、多くのVtuber配信者にとって最適解といえるでしょう。

フルHDからWQHD解像度での配信、重量級ゲームの実況、動画編集まで、幅広い用途に対応できる性能を持ちながら、価格も現実的な範囲に収まっています。

長期的に見ても、数年間は性能不足を感じることなく使い続けられる構成です。

50万円以上のハイエンド構成の価値

50万円以上の予算を投じる価値があるのは、4K配信を行うプロ配信者や、配信と並行して高度な動画編集を行う方に限られます。

Core Ultra 9 285K、RTX5080、メモリ64GBという構成は、あらゆる処理を余裕でこなせる性能を持っていますが、一般的なVtuber活動では、その性能を持て余す可能性もあります。

ただし、将来的に活動の幅を広げたい、最高の環境で配信に臨みたいという強い意志があるなら、ハイエンド構成への投資は決して無駄にはなりません。

PC性能がボトルネックになることなく、クリエイティブな活動に集中できる環境は、配信者としての成長を加速させる要因になります。

BTOショップの選び方

BTOショップの選び方

カスタマイズの自由度が高いショップ

BTOパソコンを購入する際は、CPUクーラー、メモリメーカー、SSDメーカー、ケースまで細かくカスタマイズできるショップを選ぶことが重要です。

パーツメーカーを指定できれば、信頼性の高い構成を組めるだけでなく、将来的なアップグレードの計画も立てやすくなります。

主要なBTOショップでは、パーツの詳細な仕様まで公開しているため、購入前に性能や相性を確認できます。

見積もり段階で不明点があれば、サポートに問い合わせることで、専門的なアドバイスを受けられるのも、BTOショップを利用する大きなメリット。

保証とサポート体制の確認

BTOパソコンの保証期間は、ショップによって1年から3年まで幅があります。

配信活動で毎日長時間PCを使用する場合、故障のリスクも高まるため、最低でも2年以上の保証が付いているショップを選ぶと安心です。

オンサイト保守や、故障時の代替機貸出サービスを提供しているショップもあり、配信活動を中断させたくない方には、こうした手厚いサポートが大きな価値を持ちます。

価格だけでなく、サポート体制も含めて総合的に判断することが、後悔しないBTOパソコン選びのポイント。

将来のアップグレード計画

将来のアップグレード計画

最初に妥協してはいけない部分

PCパーツの中で、後からのアップグレードが困難、または高コストになるのは、CPU、マザーボード、電源ユニットです。

これらは最初から余裕を持ったスペックを選んでおくことで、長期的な使用に耐える構成になります。

特にCPUは、ソケット規格が変わると、マザーボードごと交換する必要があるため、初期投資として高性能なモデルを選ぶ価値があります。

電源ユニットも、容量不足になると、GPU交換時に同時交換が必要になるため、最初から850W以上を選んでおくと、将来の選択肢が広がります。

後から追加しやすいパーツ

メモリとストレージは、後からの増設が比較的容易なパーツです。

最初は32GBメモリと2TB SSDでスタートし、必要に応じて64GBへの増設や、ストレージの追加を行えば、初期コストを抑えながら、段階的に環境を強化できます。

GPUも、比較的交換しやすいパーツですが、電源容量との兼ね合いを考慮する必要があります。

将来的にハイエンドGPUへの交換を視野に入れるなら、最初から850W以上の電源を選んでおくことで、GPU交換時の追加コストを抑えられます。

まとめ:Vtuber向けPC構成の結論

まとめ:Vtuber向けPC構成の結論

よくある質問

よくある質問

配信とゲームを同時に行う場合、CPUとGPUのどちらを優先すべきですか

ハードウェアエンコード(NVENC)を使用する前提なら、GPUを優先すべきです。

GeForce RTX5070Ti以上のGPUがあれば、ゲーム処理とエンコード処理を同時にこなせるため、CPU側はトラッキングソフトの処理に専念できます。

ソフトウェアエンコード(x264)を使いたい場合は、Core Ultra 7 265K以上の高性能CPUが必要になりますが、初めての配信環境構築なら、まずGPU性能を重視した方が、安定した配信を実現しやすいでしょう。

メモリは16GBでは足りませんか

Vtuber配信では、OBS Studio、VTube Studio、Discord、ブラウザ、ゲーム本体と、複数のアプリケーションを同時起動するため、16GBでは明らかに不足します

メモリ使用率が80%を超えると、ページファイルが使用され、システム全体のパフォーマンスが低下してしまいますよね。

32GBあれば、複数ソフトの同時起動でもメモリ不足に陥ることはほとんどなく、安定した配信環境を維持できます。

BTOパソコンと自作PC、どちらがおすすめですか

PC組み立ての経験がない方、配信活動に集中したい方には、BTOパソコンを強く推奨します

パーツ選定から動作確認、保証まで、すべてメーカー側で対応してくれるため、トラブル時の対応に時間を取られることがありません。

自作PCは、細部までこだわった構成を組めるメリットがありますが、相性問題やトラブルシューティングは自己責任になるため、PC知識に自信がある方に限られます。

配信用PCに光学ドライブは必要ですか

現在では、ソフトウェアのインストールやOSの導入も、すべてダウンロードやUSBメモリで行えるため、光学ドライブを搭載する必要はほとんどないでしょう

BTOパソコンでも、標準で光学ドライブが省かれている構成が主流になっています。

どうしても必要な場合は、外付けUSB接続の光学ドライブを後から追加すれば充分です。

配信用PCの寿命はどのくらいですか

適切なメンテナンスを行えば、3年から5年程度は快適に使用できます

ただし、配信ソフトやゲームの要求スペックは年々上昇するため、3年を過ぎた頃から、一部のパーツをアップグレードする必要が出てくる可能性があります。

特にGPUは、新世代が登場するたびに性能が大幅に向上するため、配信品質を維持したいなら、3年から4年のサイクルでの交換を視野に入れておくと良いでしょう。

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